DRSSTCがとりあえずそこそこ満足いくようになってきたのでまとめを書いていこうと思います。
まず、前回からの課題だった位相のずれですが可変インダクタを利用したLR直列回路でほぼソフトスイッチングできる点までいきました。
Before
After
(電圧やら時間の軸がずれてるのはご愛嬌と言う事で...)
これによってスイッチング損失がかなり減少し、共振も鋭くなり、ノイズも低減されていいこと尽くめです。実際、zcsすることはDRSSTCを作る上では必須条件なのではないでしょうか。ただしDRSSTCでzcsするためには1次側のLC直列共回路からフィードバックを取らなければなりません。1次側の共振周波数は2次側の共振周波数と同じにする必要があるのですが、ここが厄介でして、2次側の共振周波数は様々な要因で微妙に変化します。人体の接近による電気容量の変化であったりアース線のインダクタンスによる変化、そして放電が出ている時とそうでない時も変化するようです。これらの要因により、2次側と1次側の周波数が常に等しい訳では無いので、1次側からフィードバックを取らなければなりません。が、実は1次側も2次側と磁気結合していますので、周波数は変化するようです。1次側の周波数まで変わってしまうと、フィードバックの位相補正用のLR直列回路の位相差が変わってしまいます。そのせいで完全なzcsはできないようです。これをどうにかするのは骨が折れる気がするのでもっと知識を蓄えてからにしようと思います。後、インタラプタを作り直しました。今度はしっかりとバーストモード付きです。
*音量注意
なるべく天井には当たって欲しくないのですがバンバン当たってくれてます。
そして音が半端じゃないです。換気のために窓を開けておくと20mくらい離れていても聞こえるようです。怒られました。もう家ではやりません(多分)
次はMIDIインタラプタの開発をしようと思います。でも正直言ってできる自信はありません。だいぶ時間がかかる気がするので途中で他のこと始めちゃうかも...(え?受験?何それ?美少女?)とりあえず開発環境はあるので、早速始めます。
部活ではこれからドットマトリックス掲示板やらラジコン戦車やらクレーンゲームを作る予定なのでもしかしたらうpするかも(多分しません)。今はわたあめ製造機を作っているのですが、加熱部のIHを担当してます。IHはいずれ記事書くつもりです。
では今回はこの辺で。次回もゆる〜くよろしくお願いします。
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